医療現場の働き方改革を目指すには・・・?

過労死をきっかけに、働き方を変えようという取り組みが始まっています。

残業を制限するということも始まるようですが、こうした報道を見るたびにどんどん世間と乖離しているように感じてしまうのが医療の世界だったりします。

週に何時間、月に何時間、そんな風に一律に決めていては命を守れなくなってしまう危険性すらあります。

どうしたって忙しい時期は職員が無理をせざるを得ません。

その一方で穏やかな時もあるのは人の健康を相手にしているのだから当然のことです。

どんなに忙しくても無理をしなくても良い職員を雇えることが理想ですが、現場を知ると本当に理想にすぎないことで夢物語に思えます。

そして、カレンダーで幾ら祝日や連休が増えても、夜勤に関係ない純粋な連休が貰えるのはごく一部で、小さな子供を持ちながら働く人はその休みがまた悩みの種になるという環境でもあります。

施設や入院病棟で働く看護師にとって、ニュースで伝えられる新たな働き方の提案はいつまでたっても他人事で、かといって職場に改善を訴えるにもそんな気力も体力もないというのが実情です。

プレミアムフライデーだって、経済界主導なので医療福祉業界は関係ないのかもしれませんが、夕方から楽しんでいる映像を見せられれば、病院だってその日はもう休んじゃおうよ!と言いたくもなります。

保育士に対しては給与アップという話も耳にするようになりました。

保育所が増えれば、潜在看護師も復帰するのかと言えば、夜間や早朝も預けられる場所が増えない以上連動するとも思えません。

日本人が足りない職種は安く海外の労働力を…という発想もひどい話としか思えず、

それよりもまず労働環境の改善を、と思えてなりませんが、

何をどうすれば良いのかはじめの一歩すら踏み出せていないのかもしれません。